【レビュー】DJI Power 1000:ドローンの名門DJIが生んだポータブル電源の実力とは?

ぽんさん

最近ポータブル電源買ったんだ~!

つなさん

へぇーポタ電か~
興味はあるけど、なかなか手が出せないんだよね。

ぽんさん

確かに色々あるし、何より本体代が高いしね。。。

ぽんさん

でも今回買ったやつはとてもおすすめ!
“DJI Power 1000″についてのレビューしていくよ!

4/2追記:
2月, 3月とDJI Power 1000をフル活用して生活したところ、
2月は前年度比 -2,429 円
3月は前年度比 -4,844 円
平均 -3,636.5円の節約!

節約の詳細はこちら
目次

DJI Power 1000とは?

DJI Power 1000は、1,024WhのLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)を搭載したポータブル電源で、

簡単なスペックは以下の通り、

  • 定格出力:2,200W(瞬間最大4,400W)
  • 出力端子:AC(2口)、USB-C(2口)、USB-A(2口)など多彩
  • 急速充電:約70分で満充電完了
  • 重量:約13kg

DJI Power 1000のメリット

超高速充電:約70分で80%充電できる急速充電機能

高出力対応:2200Wの高出力(最大2600W※30秒間出力)で、電子レンジやドライヤーなどの家電も使用可能

軽量コンパクト:大容量ながら比較的コンパクト(13kg)で持ち運びやすい

静音設計:ファンの音が静かで、屋内でも快適に使える(最大でも23dB)

安全設計:バッテリー管理技術が優秀で、過熱や過充電のリスクが少ない

DJI Power 1000のデメリット

価格が高め:これはポータブル電源すべてに言えることだが、やはりイニシャルコストは少々高い

ソーラー充電は別売り:純正のソーラーパネルが高価なため、セット購入の負担が大きい

DJI Power 1000の価格

公式の定価は、¥114,400

しかし、記事作成時点では、¥85,800となっていたので、定価の25%オフで購入できそうです。

出典元:https://store.dji.com/jp/product/dji-power-1000?vid=156141

私は、今回Amazonを利用して『本体のみ』を購入しました。

Amazonでも¥85,800にて販売されていましたが、たまたま¥11,400 offクーポンが出ていたので、

そちらを利用して¥74,360にて購入することができました。

同梱品について

員数としては、『本体』『充電用電源ケーブル』『ドキュメント一式』ととてもシンプル。

本体と充電用電源ケーブル
ドキュメント類一式

外観

正面
背面
側面1
側面2

実際に使ってみる

充電性能の確認

お昼の時間、自宅の太陽光パネルが発電している間に本体を充電。

今回は上限を600Wに設定して充電。

充電完了。公式の通り約70分で満充電完了となりました。

FULL充電状態で、ゲーミングPCを動かしてみる

私のPCの構成は以下の通りで、この構成のPCでゲームをしてみたいと思います。

PartModel
MBASRock B650 PG Lightning WiFi
CPUAMD Ryzen 7 7800X3D
GPUGeForce RTX 4070 Ti SUPER
MonitorGigaCrysta (EX-LDGC241UDB)

ゲームタイトルは『Delta Force』グラフィックは『中』の設定でプレイ。

大体消費電力は350W~380Wで、以下画像はプレイ開始から1時間20分経過時点。

まだ半分も残ってる!

プレイ開始から2時間10分ほど経過後、バッテリーが0%に近づいたため一旦計測終了。

消費電力の平均が350Wとして、2時間10分ほど駆動したので、開封直後の電源容量は758.5Wh

開封直後としては、とても優秀ではないでしょうか!

あとは、満充電と0%まで使い切りを繰り返して、ポータブル電源のBMSにちゃんと電源容量を認識させることで

800Wh~850Whくらいまで容量を増やせるのではと思います。

家電を動かしまくる

今度は災害が発生した想定で、よく使用するであろう家電を動かしてみます。

DJI Power 1000は2000Wを安定出力ができ、最大出力は2600W(30秒まで)に対応しています。

つまり、ほとんどの家電が使えるはず!

ドライヤー(約1170W出力)

消費電力の大きい家電の代表ドライヤーですが、画像の通り余裕で起動させることができました。

さすがに1177Wも消費するので、使えて30~40分程度と思いますが、それだけ使えれば十分髪を乾かせそうです。

瞬間湯沸かし器(1300W出力)

寒い日にはお湯が飲みたくなったり、災害時にはお風呂代わりに、温かい濡れタオルを短時間で作ることもできます。

電熱ヒーター(600W出力)

スポット的に温められる電熱ヒーター。こちらも余裕で動くけど、ヒーターは基本長時間稼働させておく場合が多いので、消費電力のわりに温まるのも遅いし、範囲も狭いため、災害時に使うのはあまりよくなさそう。

こたつ

暖房器具最強の省エネ家電『こたつ』電源ON直後は、300W程度(最低温度設定)だけど、

こたつの中が温まれば、0W~300Wで温度管理してくれるので、真冬の厳しい寒さもこたつがあれば乗り越えられそう。

電子レンジ(600W出力)

災害が発生したら必ず使いたいであろう、電子レンジもこの通り。

余裕で温めOK!

600W設定でも実際の消費電力は900W越え。。。

他にも…

ちょっとキリがないので、その他に試した家電を一挙に紹介します!

  • 冷蔵庫
  • エアコン(100V)
  • 洗濯機
  • 炊飯器
  • トースター
  • ゲーム機類

消費電力次第で”連続運転”の場合の稼働時間は変動するけれど、これらすべて動くし、災害時には平時通り電気を使うことはないと思います。

ポイント、ポイントで節約してそれぞれ使えば、少しでも平時の時の生活と同じように電化製品を使えるのではないかと思いました。

まとめ

『DJI Power 1000』は、ドローンメーカーとして培った技術を活かした高性能ポータブル電源。

特に「超高速充電」や「高出力対応」は他社製品と比べても大きな強み。価格はやや高いですが、

安全性や使いやすさを重視する人にはおすすめの一台です。

なにより”ポータブル”電源という名の通り、サイズ感・本体重量は申し分なく、電源容量も大容量で◎

そして、レジャー用途や防災用途のどちらとしても優秀な1台。

一度買ってしまえば、向こう10年は日中電気を貯めて、夜や出先で使用することが可能です。

電気代が高騰している昨今、そしていずれ来るかもしれない大地震の災害の備えとして用意しとくなら、

DJI Power 1000は間違いなく有力な選択肢でしょう。


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